定期テストの目標になくてはならないもの
目標を立てても、それが口だけになってしまったら意味がありません。
目標にはすぐに消えてしまうものもあれば、人生をかけてでも達成したいと思うものもあります。
これらの違いはどこから来るのでしょうか?
その目標には目的があるか?
目的とは、なんでそれをやるのかという理由です。
だからやる気が出ないという理由は、基本的には目的がないから(もしくは弱いから)なのです。
例えば、あなたが先輩とご飯に行くことになったとします。
しかし、あなたはあまり気乗りしません。
なぜ気乗りしないか、この答えは決まっています。
その食事に目的がないからです。
しかし、そこへ突然気になる異性が来ることを知ったらどうでしょうか。
さっきまでの気持ちは180度変わり、他の予定を断ってでも行きたくなります。
つまり、やる気とは目的意識によって支えられているのです。
目標を達成する上で大切なことは、目標を達成しなければならない理由を作ってしまうことだと言えます。
テスト目標を達成できない人が陥る罠
勉強においても目的さえあれば、好き嫌いなど関係なく努力することができます。
そのうえで目標を作れば、間違いなく成功することができます。
私は中3のとき、定期テストの目標を次のように設定しました、
・5計 440点
・順位 10番
・偏差値 64
・最低ライン 前回より点数を上げる(前回433点)
この目標を父親に話したら、「どうせなら450点で65を目標にした方がいいんじゃないか?」と言われましたが、
私にとってこの数字には「意味」がありました。
それは、志望校の合格点と偏差値がこの数字だったということです。
だから、今回のテストでこの数字を取らなければならないと思ったのです。
ここまでの理由があって作った目標に対して、努力しない人はいません。
私の結果はどうだったかと言うと、
5計 439点
順位 15番
偏差値 64
でした。
目標達成とはなりませんでしたが、このテストは成功です。
なぜなら目標に近づくことができたからです。
この「近づく」というとらえ方が非常に重要です。
結果とは、「できたorできなかった」かではなく、「近づけかどうか」という見方をしなければなりません。
このように考えることで、努力の意味を持たせることができ、次回のモチベーションに繋げることができるのです。
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