中学生までは先生に見放されたら終わる
塾講師をやっていて思うことは、先生に好かれることこそ最大のお得コースであると言えます。
しかし、だれでも好かれるわけではありません。
先生も人間なので、性格の合う合わないがもちろんあります。
私は平等を念頭に置いて生徒と接していますが、なかにはそのような意識が皆無とも思える人がいます。
このあたりは教える側の人間性の問題なので、塾でも学校でも必ずそのような先生は存在します。
それではどのような実態があるかと言うと、一言で言うと「えこひいき」が蔓延しています。
好きな生徒には授業外でも懇切丁寧に接する一方、そうじゃない生徒の前は平気で素通り・・・
生徒目にも、好き嫌いが見えてしまうほどです。
しかし中学生のうちに、このような先生にあたってしまうことは、最悪と言えます。
経験の少ない中学生くらいまでは、先生からの評価で自己評価の大部分が決まります。
部活であれば顧問からの評価、習い事であれば先生からの評価がすべてですよね。
これと同じで、人間的に質の低い先生にあたると、勉強の自己評価の低い人間に育ってしまうのです。
先生との人間関係が子どもの成績を決める
そこで、どういうことをすればよいか。
簡単に先生に好かれる方法があるので教えます。
好かれると言っても媚びを売るのではありません。
基本的な考え方は、先生と良い関係を保つことです。
まず、これを読んでいるのあなたが親なら、先生を悪く言うのは禁止です。
悪口を言うというのは、先生と子どもとの「人間関係」を軽視しているのと同じです。
先生はあなたに変わって、お子様を教育してくれる人です。
先生に好かれれば、最善の教育が受けられること請け合いなのです。
これを読んでいるのが、生徒さんであれば、先生を毛嫌いすることをやめます。
「なんとなく気にくわない」という理由で不愛想になる人もいますが、先生からしたらその時点で限界が見えます。
「自分には伸ばせないだろうな」と思われるだけで、いいことは一切ありません。
同じ月謝でも得する生徒の3つの特徴
塾の価値は、授業の質や量ではありません。
もちろん教え方がうまいのも大切な要素ですが、それは指導の良し悪しの本質ではありません。
大切なことは、先生にどれだけ手をかけてもらえたか
この1点です。
お金では決して買えないですが、これは誰でも享受できる可能性があります。
次の3点を見てみましょう。
・素直
・努力家
・先生を好いてる人
素直で努力家である人は、絶対に周りから応援されます。
塾であれば、先生から大切にされます。
また、先生を好いている生徒さんも大きなメリットを受けます。
決して、見放されることがありません。
このような生徒は塾において得をしています。
先生が話しているときは、ちゃんと先生の顔を見る。体を正面に向ける。
また、うなづきながら聞くだけです。
成績アップには、先生からの保護がかなり大きな役割を果たします。
できることから実行していきまそう。
宿題は絶対にやらなければならない理由
最後に、宿題についてお話します。
生徒からしたら、宿題は一方的に課せられたものです。
しかし、先生はまったくそんな風には考えていません。
どう考えるかと言うと、宿題は自分と生徒の間で交わした約束だっと考えています。
ですから、宿題をやってこないというのは、やる気がない以前の問題、「人としてどうなの?」となってしまいます。
毎回平気で約束を破る生徒が好かれることがありません。
学校の提出物に関しても同じことが言えます。
提出物を出さなかったばかりに内申が下がるというのは、教育としては当たり前のことですよね。
今回は、先生とのやりとりを通じて、成績を上げる方法について考えました。
多くの人が、知らず知らずのうちに損をしています。
なかには自ら成績アップから遠ざかることをしている人もいるかもしれません。
成績を上げたいのであれば、先生を味方につけるよう努力するのが先決なのです。
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