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奈良時代

なんと素敵な平城京

710年に政権が大きく変わり、都が奈良県に遷りました。
この都は平城京と呼ばれ、奈良時代が始まります。

 

まず、班田収授法が定められます。
これは、6歳以上の男女に口分田という土地を貸してあげるという制度です。
そこを耕すわけですが、死んだら国に返さなければなりません。

 

しかし、自分の土地ではないのでやる気が上がりません。
誰も働かなくなってしまいました。

公地公民の崩壊

国家は彼らの収穫で成り立っているので、これは大問題です。
そこで、班田収授法を廃止します。

 

代わりに墾田永年私財法という制度を定めました。
この制度は、「耕した土地はあなたにあげるよ」という制度です。

 

普通に気前良すぎですよね。
当然農民のモチベーションは上がります。

 

国家財政も安定して、めでたしめでたし・・・

 

となるはずでしたが、一つ大きな問題がありました。
それは、公地公民の考え方が崩れてしまったことです。

 

公地公民とは、「すべて土地も人民も天皇のもの」という考え方です。
ところが、墾田永年私財法により土地が個人のものになってしまいましたね。

 

これにより、天皇の権力は今後弱くなっていきます。

大仏建立

奈良時代の末期は、釈迦が死んで1000年を迎えました。
飢饉・疫病・暗殺が流行るなど、まさに世紀末的状況でした。

 

この状況を変えるため、立ち上がった人物がいます。
聖武天皇です。

 

聖武天皇は仏教の力を強くすることで、この危機を乗り越えられるはずだと考えました。
そこで行ったのが、寺院を建てまくるということです。

 

国ごとに国分寺・国分尼寺、都には東大寺を建立し、そこに巨大な大仏を設置しました。
これが有名な奈良の大仏です。

 

私も中学の修学旅行で見ましたが、とにかくデカい!

 

しかし、ショベルカーもない時代に、これだけのものを作れたのは少し不思議ですよね。
これにはある理由があります。

 

行基という僧の存在です。
行基は庶民に非常に人気があったため、行基が参加することで多くの人手を確保できました。
これが大仏造りが成功した大きな要因です。

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