勉強に限らず、「できるのに、嫌い」というのは、おかしな話です。
もし勉強が嫌いというのであれば、理解の仕方に問題があります。

今回は、理解の方法について説明していきます。

多くの生徒は、授業に出ただけで、「分かった」と思ってしまいます。
しかし、これは錯覚です。
納得ができただけに過ぎず、本人は分かったつもりでも、まったく頭に入っていません。

聞いただけで、分かった気になる

例えば、何かの予定を入れるときに、メモをしますよね。
頭だけで、細かい数字を覚えられないことを知っているからです。

しかし、これが勉強となると話は別です。
理解できたら、頭にも残るはずであると錯覚してしまうのです。
これは、大人でもよく陥ってしまいます。

しかし勉強の内容は、ほとんどが初めて聞く内容です。
仮に理解できたとしても、頭に定着するわけがありません。

納得の段階では、理解度がとても浅いです。
理解度を深めるために必要なことがあります。

学習量を増やす

勉強が好きでないこと(=理解が浅く、成績が上がらない)は、学習量の不足がすべての原因です。

学習量が一定の水準を越えた瞬間に、理解が追いつきます。
深いところが分かるので、成績も上昇を始めます。

同時に、勉強内容も楽しさも分かります。
だから、好きにならなければ、できたうちに入らないと言えるのです。

また、そのための学習も決まっています。

授業で解いた問題をもう一度解く

最も効率的な勉強は、復習です。
復習というメニューは、理解・成績・好きを３拍子揃えるウルトラスイーツなのです。

理解のサインは、楽しいと思うことです。
それまでしっかり復習して、勉強を好きになってください。

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