勉強好き 勉強嫌い 教育心理学 やる気 動機づけ理論 記憶術

小テストで自信を取り戻す

成果が目に見えるのが大切

勉強を好きになるためには、とにかく成果を出すことが大切です。

 

これは、受験や模擬などの大きなテストでなくとも構いません。

 

例えば、
授業でいつもより多く問題が解けた
小テストで勉強した問題が解けた

 

このような小さな成果で十分です。
ですからはじめは、少しの努力で達成できるような「小さな目標」を設定するところから始めます。

 

そして、「努力すれば成果が出る」という当たり前の感覚を身につけます。

 

基本的に勉強が嫌いな生徒は、「自分は努力しても無駄だ」という意識(学習性無力感)を強く持っています。
まずは、この意識を取っ払わなければなりません。

勉強の自信をつける方法

そこで紹介するのが、スモールステップという考え方です。

 

目標を細かく作り、少しずつ大きくしていく

 

通常、中学生や高校生は、定期テストが一番の目標になります。
しかし、定期テストは数か月に一度しかないため、日々の努力の成果が見えにくいという問題があります。

 

そこで、勉強したら必ず同内容の小テストを行い、60点を取ることをスモールステップとします。

 

つまり、「勉強→定期テスト」ではなく、「勉強→小テスト→定期テスト」という様に、スモールステップを挟みます。

 

このテストは、仮になにも対策しなくても少しは解けます。
授業の記憶が新鮮なうちだからです。

 

もちろん、復習すれば明らかに成果が出ます。
ポイントとなることは、「ちょっとの努力でできるレベル」という点です。
これは、現時点で大きな努力ができない子どもを対象にしているからです。

 

この位のレベルのテストを継続することで、「自分でも頑張れば成果が出る」という正常な自己評価ができるようになります。

 

関連ページ

子どもが勉強を嫌いになる理由
「成績を上げる」「やる気を上げる」「勉強の習慣をつける」という悩みは、たった1つの事を実現するだけでスッキリ解決します。 勉強嫌いを好きに変えることです。 世界各国の教育では、このようなことが普通に実現しているということを、ほとんどの人は知りません。 多くの教育メソッドも既に開発されています。 間違いなく最強と呼べる教育に、教育心理学の理論とともに迫ります。
評価のしかた
なぜ勉強が嫌いかというと、「分からない」からです。なぜ勉強しないかというと、「頑張っても成果に出ない」からです。「分かる」と「好き」が密接に関係しているのが、勉強の特徴です。 ですから、「分からない」を解消しないことには、勉強をするようにはなりません。勉強を好きにさせる工夫をして、自習するように仕向けることが教育です。
勉強が好きな人と嫌いな人の違い
勉強を好きにさせるには、成績を上げなくてはなりません。 「知的好奇心」や「効率性」は成績を上げる手段と考えたほうが良く、これ単体で子どもを勉強好きにすることは難しいです。 最近、順序を逆に考える人がいて、成績を上げるという点に焦点を置かずに、勉強の楽しさの方を教えようとします。 しかし、この考えがうまくいった例はありません。 なぜなら、人間はできるようになって初めて、楽しさや面白さが分かるからです。 勉強好き=成績を上げる 成績を上げつつ、勉強を好きになってもらおうというのが、私の考え方です。
理解度が高まると好きになる
なぜ勉強が嫌いかというと、「分からない」からです。なぜ勉強しないかというと、「頑張っても成果に出ない」からです。「分かる」と「好き」が密接に関係しているのが、勉強の特徴です。 ですから、「分からない」を解消しないことには、勉強をするようにはなりません。勉強を好きにさせる工夫をして、自習するように仕向けることが教育です。

ホーム RSS購読 サイトマップ
成績を上げる方法 勉強を好きにする方法 効率的な勉強をする方法 モチベーションを上げる方法 お母様のお悩み相談室 教育心理学の話 勉強のページ