勉強嫌い 勉強好き 教育 暗記術

子どもが勉強を嫌いになる理由

モヤモヤの正体

勉強をすると、頭がモヤモヤします。

 

考えがまとまらず、イライラしますよね。

 

勉強は

 

これは勉強すると、整理されていた頭の中が一度散らかります。
そうすると、このモヤモヤが起こります。

 

さてこれで、あなたがなぜ勉強を嫌いなのか、理解できましたね。
勉強が嫌われるのは、このモヤモヤが正体なのです。

 

しかし実は、モヤモヤを起こさずに勉強することができます。

知識の構造を壊し、再構築すること

教育心理学では、学習を知識の構造を再構築する過程としています。

 

勉強は学習の1つです。
頭の中には勉強に関する知識があり、幹となるものと枝葉になるものが段階的な構造をしています。

 

これが知識の構造です。

 

知識の構造は、自分が新しい経験を積むごとに修正されます。
勉強をするたびに何度も組み立てられ、精度の高いものになっていきます。

 

 

知識の再構築=勉強

 

それではなぜ、勉強をするとモヤモヤするかに話を移します。

 

勉強することで、新しい知識が入ってきますよね。
この新しい知識が、今までの知識の構造にぶつかるのです。

 

ときには一部を完全に壊してしまうこともあります。

 

壊すと聞くと人聞き悪いですが、これは全く悪いことではありません。
より良いものを取り入れるために行われるからです。

 

しかし、既にでき上がっているものを散らかしたり、壊したりすることは、誰でも嫌なものです。
今まで信じていたものが間違っていたことになるからです。

 

そしてすごいことに、勉強は毎回この「ぶっ壊し」をするのです。

嫌いにならない勉強法

ここで話が終わったら、勉強を嫌いになるのは人間の本能だということになりかねません。

 

もちろん、違います。
現に私は、勉強することが(どちらかと言えば)好きですからね。

 

それではどうやっているかと言うと、私は1つの問題をずっと悩むということをしません。
だいたい3分ほど熟考したら脳が悲鳴をあげます。
やがて「こんなのわかるわけないじゃねーか」「あー本当勉強嫌い」という心の声が聞こえます。(笑)

 

ですから、こんな声が聞こえる前に答えを見てしまいます。。
そこで理解できれば、嫌いになる理由がありません。

 

このように私は、できなそうな問題には最初から取り組まないため、勉強で悩むことはありません。

 

「ちゃんと考えればできる」とか「習ってるからできる」とか、そんなの嘘です。

 

初見でできるのは天才だけです。それ以外の人は、これ以上悩んだら勉強が嫌いになってしまうのではと心配した方が利口です。

 

 

難しずぎず、簡単すぎない内容を選ぶ

 

勉強内容を工夫することが大切です。
ありきたりな言葉ですが、勉強は積み重ねです。
一層ずつ知識の構造を積み上げていくしか方法はありません。

 

また、分からなかったらすぐ答えを見ましょう。
断言します!
5分悩んで分からないものが自力で分かる確率は1%くらいです。その1%のために、頑張るのはやめましょう。
こうした取捨選択を学ぶことだって立派な勉強ですよ。

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