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理解度が高まると好きになる

嫌いのデフレスパイラル

勉強は、分かると好きになります。

 

勉強嫌いを好きに変えるためのに、成績は欠かせません。

 

偏差値50くらいを境に、「好き」と「嫌い」のが逆風が吹いています。

 

成績が良い人は、自分1人でできることが増えていくことを実感できます。
そのため「どんどん」勉強が好きになります。

 

反対に成績が悪い人は、「どんどん」勉強が嫌いになります。

 

この、「どんどん」という表現が重要です。
「嫌いだからやらない」→「成績が下がる」→「もっと嫌いになる」という流れがあっという間にでき上がります。
ですが、これって問題ですよね?

 

これを解決するために、経済学の知識を拝借します。
勉強嫌いな人は、デフレ状態にあるとみることができます。

 

デフレスパイラルという言葉がありますが、
経済学では、いったんデフレになるとデフレが進見やすくなることが知られています。

 

勉強でも同じです。
デフレの悪循環から抜け出すのが困難になり、塾に入れる人が後を絶ちません。
(しかしこの場合、塾は本当に何もできません・・・)

勉強が好きになる唯一の方法

勉強ができる人に対して、私はよく次の質問をします。

 

「勉強は好きですか?」

 

ストレートに好きと言う人はいませんが、多くの場合、「嫌いではなかった」と返ってきます。
そして、さらに深く聞いてみると、次の事が分かります。

 

正確には、彼らは勉強自体が好きだったわけではありません。
どういうことかと言うと、
分かるときだけ好きだったのです。

 

よくあるのは、中学までトップの成績で、有名な進学校に進んだけれども、高校で勉強を嫌いになってしまうパターンです。
次の言葉は、私が実際に聞いたものです。
「中学までは問題なくこれたけど、高校の勉強やテストの内容についていけなくなって、勉強が嫌いになった。」

 

こうして考えると、勉強を好きにする条件が見えてきます。

 

勉強の内容が「分かる」こと

 

これこそが、勉強を好きにする唯一の方法になります。

 

「分かる」→「好き」 

 

この図式を頭に叩き込んでください。

当サイトだけの切り口

勉強を好きにするというと、なにやら怪しい手法が蔓延しています。
例えば、「知的好奇心を育てる」といった宣伝文句がありますが、実際のところかなり怪しいです。

 

理由は、興味関心を育てる一方で、肝心のことが考慮されていないことです。
確かに、知的好奇心を刺激すれば、「理論上」は勉強を好きになります。

 

しかし、知的好奇心だけでは乗り切れない問題があります。

 

好きになるまで分からせる

 

成績が上がらなければ、勉強を好きになりません。
子どもたちが実際に突き付けられる成績は、知的好奇心とは別次元の大切な問題です。
知的好奇心を重視するのは結構ですが、勉強の理解度を軽視してはいけません。

 

また、好きになれるだけの理解度は、かなり高いです。
実際のところ、ちょっとくらい成績が上がったとしても、勉強を好きにはなりません。

 

学校・塾など、世の中の99%の学習機関は、勉強を好きにすることはできません。
「塾に行って成績が上がった」という声は聞いても、「勉強が好きになった」と聞いたことがないと思います。

 

その点、当サイトは違います。
勉強を好きにすることの軸は、他ならぬ「成績アップ」に見据えています。
「好きになるまで分からせる」勉強の方法は、ここでしか学べません。

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