やる気は特殊能力ではない
お子さまが勉強しないのを見て「この子はやる気がない」と思っていませんか?
もし、このように思ってしまったら、お子様の未来は非常に危険です。
まず、やる気がない人は存在しません。
喜怒哀楽となんら変わりのない、イチ気分に過ぎません。
やる気は引き出せばよいのです。
その方法は、喜怒哀楽の感情を喚起するのと原理は同じです。
例えば、あなたが楽しくなりたいとき、どのような行動を起こすでしょうか。
明るい歌を聞いたり、趣味に没頭するなど、楽しい気分になるための行動を起こしますよね。
やる気を考えるときも同じです。
なんらかの行動によって、やる気が出るきっかけを作ることが必要になります。
それでは、やる気を起こすきっかけとは、何でしょうか。
勉強すれば勝手にやる気が出る
意外だと思われそうですが、やる気を起こす一番の方法は行動することです。
勉強でも同じで、勉強のやる気を起こすには、勉強すればいいのです。
この点について多くの人が勘違いしています。
多くの人は、やる気が出たら勉強しようと考えます。
しかし、実際は逆です。
やる気は、勉強しているうちに出てくるものです。
やる気を待ってはいけない
「やる気が出る」→「勉強する」
今日限りで上の図式を捨ててください。
「うちの子は、やる気がなくて勉強しないんです。」と言う人は、この考えにどっぷり漬かっている証拠です。
最初に行動があって、その次にやる気なのです。
正しい図式はこちらです。
「勉強する」→「やる気が湧いてくる」
しかし、どうしても勉強したくない場合もあります。
この原因は、次のことが欠如しているからです。
「好き」だという気持ち
好きと言っても、大好きである必要はありません。
嫌いではないや、少しは好きというレベルで結構です。
ですから、一番適切な言葉としては、「好意」でしょう。
勉強に対して「好意」を持つことが大切です。
好意があれば、抵抗はなくなるからです。
ここまでまとめると、次のようになります。
「好き」→「勉強する」→「やる気が湧いてくる」
大切なことは、やる気は一番最後に置くという事です。
勉強するきっかけは、やる気ではなく、単純に好きだという気持ちなのです。
別のカテゴリーページで、「少し好き」または「今より好き」を実現するにはどうすればいいかを説明します。
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