先生の説明が分からない
「分からない問題を質問しても、先生の説明が分からない」という声は意外と多いです。
勉強のレベルから言って、義務教育の内容であれば、日本語が分かれば誰でも理解できます。
友達とおしゃべりできるだけの読解力があれば、授業も十分ついていくだけのポテンシャルはあると断言できます。
ただ、勉強には1つだけ気をつけることがあります。
これができていないと、先生の話をたとえ100回聞いても分かりません。
前提となる知識の不足
「分からない」というのは、決して頭が悪いからではありません。
前提知識の不足があれば、誰でも起こります。
基本的に勉強は、小結論を繰り返して、最終的な結論を引き出します。
小結論を出すには、そのための知識が当然必要になります。
解答までの流れを、Aを前提、Bを小結論として表すと、次のようになります。
A1→B1、A2→B2、A3→B3、・・・解答
ある問題が「分からない」というのは、前提知識(上のA1・A2・A3・・・)のうち、どれかが欠けている事が原因なのです。
人ではなく、自分が変わる
先生の力量とは、それを見抜くところにあります。
先生は、生徒がどこまで分かっていて、どこから分からなくなったかを的確にとらえます。
これが指導のスタート地点です。
@見抜く
A戻る
B教える
この思考ができている先生に教えてもらえば、「質問したのに分からない」という事は、絶対にないのです。
ところが、Bだけで済ましてしまうとしている先生もします。
A1→解答
このような先生には、「生徒がどこまで知っているか」という思考が抜け落ちています。
だから何度質問しても、生徒が分かることはないのです。
対応策としては、
@先生を変える
A基礎学力を付ける
このうち、良く取られる方法は@です。
塾に通う、または通っている塾を変えるだけで済むので、簡単だからです。
しかし、新しい環境でも良い先生にあたるとも限りません。
生徒自身は何一つ変わっていないので、いつまでも親がサポートしなければなりません。
よって、「先生の説明が分からない」という問題は、Aの方法で解決しなければなりません。
先生の説明についていけるように努力する
要は、自分の知識不足が原因です。
この原因を解決するために、自分の分からないところを知ることから始まります。
勉強を通じて、うまくいかない原因を自分の中に求めるという思考を身につけることができれば、最高に意義のある勉強になります。
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