通信教育  慶應義塾大学 卒業 

レポート課題の選び方

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レポートを決める3つのポイント

通学過程では、1年の始まりに履修科目を決めますが、通信はやりたい科目を好きな時に始めることができます。
入学して間もない頃はもちろん、学校に慣れてきたという方も、何のレポートをやればよいか分からない時はありますよね。
このページでは、レポート課題を選ぶ時の3つのポイントをご説明します。

 

単位数

科目ごとに1〜4の単位が決まっています。では、1単位科目は簡単で、4単位科目は難しいかと言いますと、必ずしもそうではありません。はっきり言って、1単位科目を2つ取るくらいなら、2単位科目を1つ取る方が圧倒的に楽です。これに関して私は、同じ回の試験で1単位科目が落ちたのに、3単位科目が受かったということもあります。
では何をもとに単位数が決められているかと言いますと、レポートの分量によって、単位数は決まっています。一般に1単位科目は1000文字程度、2単位科目は2000字程度が必要になります。しかしながら、文字数とレポート課題そのものの難易度は関係ありませんので、レポートに慣れてきたら、3単位科目、4単位科目を狙っていきましょう。

 

科目間のシナジー

レポート課題やテキストを見ていると、科目の名前が似ているものがありますよね。それらは、おおもとが同じ学問であり、元の学問から派生した学問どおしなのです。
レポート課題を選ぶときのコツは、このような似た科目をまとめて手掛けることをお勧めします。同じ分野の科目には必ず共通部分があって、予備知識や参考文献が頭に入っている分、効率的に学習できるからです。たとえば「教育学」「教育心理学」「教育学概論」という教育学シリーズ、「19世紀のフランス文学T」「19世紀のフランス文学U」「20世紀のフランス文学」というフランス文学シリーズを連続して学習することで、前の勉強を十分に生かすことができます。しかも、やればやるほど予備知識が増えていきますので、科目試験に応用することもできます。

 

科目試験

これが一番大切なポイントになります。レポートを始める前に科目試験の内容をチェックしましょう!伝統的に試験問題の難易度が極度に高い科目があるからです。単位を取るためには最終的に科目試験に受からなければならないため、科目試験が難しすぎると、せっかくレポートが受かっていても、試験で挫折してしまいます。
逆に、レポート課題に関係なく選ぶべき科目も存在します。それは科目試験で「持ち込み可」の科目です。持ち込み可の科目は試験勉強0時間であっても、テキストを写すだけで受かってしまう、超お得な科目なのです!

 

 

 

レポート課題を決めるときは、レポート課題・履修要綱・過去問を見て、レポートの完成系と科目試験の勉強量を推測して、総合的に決めていくという良いでしょう。


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