関数の鉄則
関数の問題は、座標をなるべく多くそろえ、グラフに書き込むことが大切です。
問題文を読むと、片方の座標が与えられていることが多いです。
座標は片方が与えられていれば、もう一方は必ず出すことができます。
方法は簡単です。
求めたい座標を通るグラフの式に代入する
例えば、y=3x上にA(2,□)という座標があるとします。
そこで、x=2を代入すると、
y=3×2
y=6
となり、A(2,6)であることが分かります。
このように関数では、式に数字を代入することで、分からない数を求めていきます。
軸上にある点の座標
軸上の点の座標が必要な場合があります。
軸上と聞くと難しく感じがちですが、次の事を知れば簡単に求めることができます。
軸上にある点は、どちらかの座標は0
x軸上の点は、すべてy座標は0になります。
よってy=x+2上にあり、x軸上にある点Bの座標を求めたい場合、
y=0を代入して、
0=x+2
x=-2
よって、B(-2,0)となります。
また、y軸上の点は、すべてx座標が0になります。
ですから、x=0を代入してy座標を求めることができます。
しかし、y=x+2のように一次関数のグラフであれば、(0,2)を通ることが決まっています。
よって、この場合は切片の数字を見るだけでよく、計算する必要はありません。
交点の座標
交点の座標を求めることも頻繁にあります。
その場合、グラフの式通しを連立方程式にします。
1つコツを教えます。
右辺通しをイコールにして、方程式を作る
どちらの式も[y=〜]となっているので、代入法を使った方が計算がしやすくなります。
それでは、先に挙げた2つの直線、y=2xとy=x+2の交点を求めてみます。
両方の式の右辺をイコールで結びます。
2x=x+2
x=2
x=2をどちらかの式に代入して、
y=4
よって、交点の座標は(2,4)と分かります。
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